猫の口内炎は治せるの?口内炎の原因、症状、治療法など

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私たち人間でも口内炎は痛いですが、猫の口内炎は、自身の骨折よりも痛いと言われているほど苦痛といわれております。海外では口内環境を整えたところ、寿命が15%も延びたとの結果もあるようです。そう考えると、口内炎は健康に重要な病気といえます。

猫の口内炎の症状とは

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猫の口内炎の症状とは、口の中の粘膜部分に炎症が発生して、はれ、ただれ、潰瘍などの症状がみられれる病気です。口の中が赤くなったり、白っぽくなる場合もあります。

主な症状として、口内炎にかかると口臭が強くなりよだれが出ます。

また口内炎で、ひどく痛がるようになり、食欲があっても痛みが強すぎるためご飯が食べられない状態になります。そのため、体力が消耗してしまい、貧血や脱水症状さらには、免疫力も弱まってしまいさまざまな病気にかかりやすくなってしまいます。

また炎症をおこした部分に細菌が侵入して別の病気を併発することもあります。

猫の口内炎の主な原因

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猫エイズウイルス

猫の口内炎の原因でもっとも多いのが、猫エイズウイルス(ネコ免疫不全ウイルス感染症)や猫白血病ウイルス感染症などの感染によって起こる免疫の低下です。

免疫が低下したころにより、細菌や真菌が口の中に侵入して炎症が起こるパターンです。

その他

歯垢がたまったり、ビタミンAの不足も口内炎の原因といわれております。

猫の口内炎の治療法

一般的には、抗生物質や抗炎症薬を投与します。猫エイズであればインターフェロンを投与すれば改善がみられます。その他に、歯石を取る、改善が見られないようなら抜歯という選択肢もあります。猫は基本的に食事は丸呑みなため、高い消化能力を持っているため歯がなくても問題ないようです。

今は猫用の口内サプリメントも豊富です。定期的に動物病院で歯の診察をしてもらうのもいいでしょう。

まとめ

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人間でも口内炎になってしまうと食事が億劫になってしまうほどつらいもの。猫にとってもつらい病気といえます。口内炎がストレスとなり、さまざまな病気を併発する可能性があるため、小さい頃から歯磨きや歯磨きに変わるデンタルグッズなども効果的。人間も猫も口内ケアはとても重要と言えます。