猫の鼻から鼻水が出る場合、鼻に異物が入って内部の粘膜にふれて異常が生じると鼻水がでます。また人間同様に、暖かい場所から寒い場所へと移動して体温が下がると鼻水が出ます。ただし、いつまでも続くようなら、病気の可能性もあります。
猫は人間同様に、鼻水やくしゃみは体に異変がない限りでません。鼻水が出る場合は多くが猫風邪といわれております。症状が重くなると肺炎になる可能性もあるので、鼻水が出続ける場合は早めに動物病院へ連れていきましょう。
病気のサインを見逃さないで!
埃が原因で鼻炎をおこしていたり、鼻の中に腫瘍ができている場合もあります。猫が鼻水といっしょに下記のような症状がある場合は、病気の可能性が大です。
前足で顔をぬぐう仕草をする
人間でも神経質な人がいますが、猫だって同じです。神経質な猫の場合は、鼻水がたれるのが気になり前足で顔を洗うようにぬぐうことがあります。
せきやくしゃみをする
鼻水が出る病気で代表的なものが、鼻炎の可能性があります。鼻炎になるとせきやくしゃみが出るようになります。
鼻がつまっている
鼻がつまっているか確認する方法として、ティッシュを猫の顔に近づけます。鼻呼吸ができない場合はティッシュがゆれません。
口をあけて呼吸をする
鼻がつまっていたり、呼吸器の病気がある場合は、口をあけて呼吸をします。
ティッシュで鼻水の状態を確認する
鼻水の状態を確認することで、どのような病気の疑いがあるか確認できます。ティッシュを猫の鼻に当てて鼻水の状態を調べます。
さらっとした透明な色
鼻炎の初期の段階です。寒いと出る場合もあるため、一時的な場合もあります。
にごった不透明な色
にごった鼻水の場合、鼻炎の中期または副鼻腔炎の疑いがあります。症状として口を半開きにしてあえぐように口呼吸します。
膿がまざった化膿性の粘液
鼻炎、副鼻腔炎が進行するとこのような鼻水が出るようになります。ウイルスによって、鼻水が黄色や緑色などの粘液にかわります。
血がまざった液体
副鼻腔炎が進行して蓄膿症になってしまうと、くしゃみの刺激で鼻水に血がまざることが。また血だけが出る場合は、感染症や腫瘍などの病気を疑う必要があります。
まとめ
動物にとって(鼻)匂いは、特に重要な五感の一つです。人間も風邪など患った場合、食べ物の味がしなくなり、食欲がなくなります。猫も同様です。匂いがわからない場合、食欲がなくなり徐々に衰弱してしまいます。猫の鼻から鼻水が出ている場合は、においの強い食べ物をあたえるといいでしょう。
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