猫と一緒に出掛けて旅先で行方不明になった、家からいなくなったなどの悲しいトラブルが起きてしまったという方はいるかと思います。猫が行方不明になってしまった時、どのようにして見つけたら良いのでしょうか。
猫がいなくなった時に連絡するところは?対策は?調べてみました。
そもそもなぜ猫は脱走するの?
アメリカで猫が320kmの距離を、2ヶ月かけて歩いて帰ってきたというとんでもない衝撃的な話を聞いたことがあります。「すべての猫には帰巣本能がある」と、どこかの記事で見たことがありますが基本的に猫は家に帰ってきます。
ただし、猫は好奇心旺盛な生き物。外に刺激的な物があるとわかってしまったら外に出たくてしょうがなくなってしまう生き物。私が勤めている会社の猫も半野良なため、毎日必ず1回は外に遊びにいきます。半野良の場合は、外の刺激を知っているため家の中が飽きてしまうと外に遊びにいってしまいます。その他に発情期などでもパートナーを求め外に行きたがる猫もいます。
通常ならそのまま家に帰ってきますが、交通事故や人間によって怖い思いをしたり、他の野良猫に追いかけ回されたり、体調不良により動けなくなったなど、トラブルにより迷子になってしまう場合もあります。
猫がいなくなったときに連絡する場所は?
猫の行動範囲はオスとメスによっても違いますが、約100〜200m程度ともいわれており、そこまで遠くにはいっていない場合が多いです。近所をさがしつつ関係機関にも連絡しておきましょう。
連絡すべき関係機関は?
猫がいなくなった時に、連絡しておいたほうがいい関係機関は「動物愛護センター」、「保健所」、「警察所」、「周辺の動物病院」などです。
猫の探し方は?
猫を探すには、猫が行きそうな所をさがすのが手っ取り早いですが限界はあります。以下のような探す方法があるのでご参考ください。
SNSなどを使い拡散してもらう
近年話題のSNSですが、写真や動画などで多くの方に見てもらえる素晴らしいツールです。
環境省のホームページで収容動物検索サイトを使う
環境省のホームページを使うことで、収容動物が検索サイトで検索可能です。他県の検索も可能で、広範囲で探すことができます。
チラシやポスターを配布する
多くの方が利用するチラシやポスター配りですが、チラシなどを配るのは問題ないのですが、電柱に貼る場合は電力会社等に許可が必要です。
ペット探偵を使う
話題のペット探偵ですが、事前に見積もりなどをとって料金を確認しておけば、安心して任せられるかと思います。
猫がいつでも帰ってこれる状態にする
追いかけたり、慌てて捕まえようとすると、かえって逆効果なのでいつでも帰ってこれる状態にしておくのも帰りやすい一つかと思います。
いざという時のために対策をする
家族でもある猫が突然いなくなるのはとても寂しいことです。どんなに注意していても外に出てしまう時はあるかと思います。ただ対策をしていれば、戻ってきたり高確率で脱走を防ぐことができます。
避妊手術とワクチン注射を受ける
猫が外に行きたくなってします発情期を防ぐためにも、早めに去勢・避妊手術をしましょう。脱走防止に繋がります。また、万が一脱走してしまった時に病気にかかってしまわないように、年に一度健康診断を兼ねてワクチン接種をした方がいいでしょう。
マイクロチップを装着する
マイクロチップを装着することにより、飼い主を特定することが容易になります。身分証明書のような役割もしてくれます。動物病院で受けることができます。自治体によってマイクロチップの助成金が出るところもありますので、お住まいの自治体・かかりつけの動物病院にお問い合わせしてみてください。
ニュースサイトで12年前に行方不明になった猫がマイクロチップを埋め込んでいたたため発見できたというニュースもありました。12年間野良で生きていたということもすごいですが、マイクロチップがなかったら飼い主がわからなかったかもしれません。
網戸などの補修を怠らない
網戸などは猫が脱走しやすい場所。壊れかけている網戸などはすぐに補修しておきましょう。
まとめ
愛猫が外に出て行方不明になってしまうのはとても悲しい事です。すぐに見つかればいいですが、そのまま見つからないということも多々あります。いろいろな対策をして猫が外にでないようにして、例え外に出てしまってもすぐに見つかるような対策をしていきたいですね。
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