猫のご近所トラブルを回避するために

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猫とのご近所トラブルは、実はあらゆるところに潜んでいます。猫自身に責任があっても猫が責任をとれるわけではありません。すべては飼い主自身の責任(問題)になります。可愛い愛猫が原因で、トラブルに巻き込まれないように適切な対応が必要です。

屋外トラブルには…ぜったい室内飼い!

飼い猫を外に出していると、さまざまなトラブルへと発展します。

ボンネットの猫

・他人の車を傷つけた(ボンネットの上などに乗って)
・花壇や庭にトイレなどをして荒らした
・子供に引っ掻いた
・飼い猫同士の喧嘩でケガをした

等々…まだまだありますが、基本的に猫は悪くありません。あくまでも猫自身の正当な行動で悪気があるわけではありません。人間が叱った所で、直るわけがありませんし結局の所、責任の所在は飼い主にあります。

野良猫

こういったトラブルを回避するのは完全室内飼いをすることです。一度外に出てしまうと好奇心旺盛な猫にはたまらない環境が外です。また出たいと鳴くでしょうが、外に出ると交通事故にあったり、猫嫌いな人から愛猫にどんなことをさせられるかわかりません。完全室内飼いしたほうが猫のためでもあり、飼い主のためにもなります。

会社猫はかつては1日中外で遊んでいた猫だった

野良猫

私が勤めている会社の猫は、半野良猫で以前はよく1日中外で遊んでいました。ひどいときは、会社の夏休み中(1週間近く)帰ってこないこともありました。ある時、会社の近くにオス猫を飼っている家族が引っ越してきて、その家も猫を外に出している家でした。

オス猫はあまりいなかったせいか、会社周りを縄張りとしていたちびちゃんは、オス猫の登場により喧嘩に勝てず、会社の中にいる時間が次第に増えていきました。

結果的にほぼ会社内にいるようになり、体調も崩しにくくなりました。

怪我をして、結果的に家の中にいるようになりましたが、家の中に遊び道具や遊んでくれる人がいれば猫も好んで外にはいかなくなります。猫のニーズを考慮した室内の環境づくりを考えていかなければいけませんね。

不妊去勢手術も重要

診察台の猫

万が一外に出てしまっても不妊去勢手術をすることにより、望まれない猫を増やさない目的のひとつです。手術をしていない猫を外に出すということは、繁殖するおそれがあるということ。他人の猫に妊娠させてしまっては、トラブルの原因なってしまいます。

さらに不妊去勢手術は、さまざまなメリットがあります。

・かなりの確率で乳腺腫瘍を予防
・子宮の病気の予防
・発情もしなくなるため、夜中に鳴くこともなくなる

等々、猫にとってもさまざまなメリットがあります。デメリットといえばホルモンバランスが崩れて、太りやすくなるぐらいでしょうか。

まとめ

ご近所と猫のトラブルになるには、外に出さないのが一番。猫自身に起きるさまざまなトラブルを回避するためですが、最終的には飼い主のためでもあります。どうしても外に出さなければならないのであれば、最低でも不妊去勢手術はしなければいけません。愛猫を被害者にも加害者にもさせないためにも、室内飼いは絶対に避けましょう。

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