猫のおしっこがでない?!考えられる病気は?

猫のトイレ 猫の病気・アレルギー

愛猫が何度もトイレに行っては、オシッコがでていなかったりトイレで鳴いているような事がある場合は、泌尿器系の病気の可能性があります。私の愛猫カリンちゃんも膀胱炎という泌尿器系の病気にかかったことがあります。

私たち人間も残尿感などの泌尿器系の病気は、とても苦しくてつらいですよね。

二日以上オシッコがでないと危険!

飲食をしない猫も命の危険がありますが、おしっこがでない猫も危険です。二日以上オシッコがでないと尿毒症になってしまい、命の危険です。すぐに動物病院などにつれていったほうがいいでしょう。

人間も猫にも多い尿管結石とは?

現代の私たち人間にも多くかかる病気、尿管結石。私自身も実は20歳で尿管結石になっています。10年以上経った今でも、克服していないおそろしい病気です。実は猫にも多いのです。尿管結石とは、膀胱内にできた結晶(石)が尿道につまってしまう病気。

猫

対策として、日頃から水分を多く採る。バランスのいい食事。適度な運動です。

猫に考えられる泌尿器の病気

下部尿路症候群

症状としては、結晶が尿道でつまってしまいおしっこがでない症状。この病気になってしまうと頻繁にトイレに行きます。結晶が尿道などを傷つけているため出血することもあります。

しばらくこの状態が続くと尿毒症になってしまい、食欲が低下、嘔吐などの症状がみられます。

再発防止のためには、尿を酸性にするフードなどを与えたり、マグネシウムの少ないフードを与えたりします。

尿毒症

尿毒症とは、腎臓機能が低下していまい、有害物質を排出できなくなってしまう病気です。食欲の低下、嘔吐、脱水症状、けいれんなどの症状を起こします。

膀胱炎

猫の膀胱に炎症が起きる症状。尿意を感じてトイレに行きますが、おしっこが全然でません。こちらの記事で膀胱炎について詳しく書いています。

泌尿器系の予防策

猫

泌尿器系の予防策として食生活の改善が最大の予防になります。やはり太っているような猫は、泌尿器系の病気になりやすいためダイエットフードを与えたり、つねにドライフードを山盛りにせず、決まった時間に決まった量をあたえるといいでしょう。

トイレを常に清潔にするということも大事です。汚いトイレだと猫がおしっこをしたがらない場合もあります。

コメント