近年YouTubeやInstagram等の流行により、スマートフォンなどでの撮影が身近なものになってきました。撮影をしていると自分が予想していない物が映ってしまったりして、トラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。猫動画はYouTubeやInstagramで流行っており、たくさんの動画が日々アップされています。私自身も外で見かけた猫の映像を撮ってしまったりしています。
はたして、猫の飼い主とトラブルになったり、訴えられたりなど法律上なにか問題が発生するのでしょうか。
野良猫は撮影しても大丈夫?!でも飼い猫は…?
可愛い野良猫ちゃん発見!と思わずカメラで撮影してしまった経験は、少なからずあるかと思います。そんな私も、その一人です(笑)
ついつい可愛い猫がいたら撮影などしてしまいますよね。
いろいろ調べた結果、可愛い猫の写真や動画の撮影はまったく問題ないかと思います。そもそも猫には肖像権などはないため、特に罰せられることはありません。ですが、罰せられないからといってなんでもやっていいわけではありません。
その猫に飼い主がいるとしたら、ひと声かけるなどのマナーは必要かと思います。他人が自分の飼い猫を撮影していたら、飼い主としてはあまり気分がいいものではありません。さらに無断で撮影したことにより、トラブルに発展しないとも言い切れません。
訴えられるとしたら?
猫に対してなんの法律もないから、撮影し放題!と思いきや実はあります。それは飼い主に対してのプライバシーの侵害です。たとえば、猫が飼い主の家に帰る所を撮影し、家などが映っていた等など、その個人宅が特定可能な場合、その飼い主へのプライバシーの侵害に当たる可能性があります。
自動車と猫などの撮影でも、特にナンバープレートが映っていても問題ないのですが、人物とナンバープレートがセットで映っていたら、プライバシーの侵害の可能性大です。
まとめ
基本的に、猫と個人が特定できるようなものが一緒に写っていない限りは、法律に違反していることはなさそうです。ただし、飼い猫の場合はマナーの問題は発生します。ひと声かければトラブルにならなかった案件も、無断で撮影したばかりに飼い主とトラブルになってしまっては、非常に面倒です。
一定のマナーを守りつつ、可愛い猫を撮影したいですね。
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