人間にとってお風呂は、さまざまなメリットがあるため毎日入りますよね。夏だったら汗を洗い流したり、冬だったら体を温めるためだったり…。血行がよくなり、心も体も健康になるためメリットだらけですよね。では猫の場合はどうなんでしょう??
猫はお風呂に入れた方がいい?
犬や猫をお風呂に入れている映像などを見かける事がありますが、あまり嬉しそうには見えませんよね…。本当の所、答えは基本的にはお風呂に入れる必要なしです。
理由としては、そもそも猫は水に濡れるのが嫌いな生き物です。さらに猫はストレスにも弱いのでなるべく猫が苦手なことをは避けるべきという考えです。毎日毛づくろいをしている猫の毛は、清潔に保たれているためお風呂にいれなくてもいいと言われています。
しかし下記のような場合はお風呂にいれるのも考えた方がいいかもしれません。
お風呂にいれたほうがいいパターン
猫が肥満体で毛づくろいがうまくいかない
猫が太っている場合は、お尻の周りや背中など自分で舐めることが制限されてしまいます。
口内炎があり、毛づくろいが困難
猫エイズなどで、口内炎が進行していると体の毛づくろいの頻度が減っています。
下痢をしている
猫自身、お尻の周りが汚れてしまうと汚れやニオイを敏感に気にしてしまいます。
外から帰ってきた時
半野良猫など、昼間は外で過ごしているような猫は家に帰ってきたときに足の裏などにばい菌などがついているためお風呂にいれてあげたほうがいいでしょう。
お風呂に入れるための準備
猫の体調を確認する
猫自身に熱がある場合や妊娠中や手術直後、ワクチン接種後は避けた方がいいでしょう。さらに中耳炎や外耳炎などの耳の病気にかかっていないかどうか注意する。
猫の爪をお手入れをする
嫌がる猫が爪を出して、引っ掻かれる場合があります。爪切りはしていたほうがいいです。
ブラッシング
お風呂に入る前にブラッシングなどをして、警戒心を和らげてください。
ぬるま湯を用意
猫は寒いのは苦手だと言いますが、熱すぎてもストレスになって相当嫌がります。35度前後のぬるま湯を用意してあげましょう。
温泉に入って猫が長生きしている?
あるNHKのテレビ番組で、温泉を飲んだり、温泉に入っているという長寿猫がテレビで紹介されていました。その他にも、温泉で飼われている猫が長生きしているという情報もあるため、少なからずお風呂は長生きに影響している?のかもしれませんね。
お風呂と温泉は成分が違うため、一概にお風呂がいいとは言えませんが…
ストレスがなく、お風呂にはいることができる猫がいればとても心と体にはいい影響を与えそうです。