お花見の時期になってもコロナウイルスで世間は自粛中です。
1年に一度のイベントなのに自粛はとても寂しいですよね。
そこで家の桜盆栽で「うち花見」をやってみました。初めから咲いていた物を購入したわけではなく、蕾の状態のものを購入して育てるのに環境の良い台所(なぜか植物が良く育ちます)で大事に育てて3週間ほどで花を咲かせました。
種類は「旭山桜」という桜の盆栽です。近くの花木センターで1200円くらいでした。価格も安いし、蕾のような部分が12〜5個くらいしかなかったので、こじんまりとした感じに咲くのかと思いきや見事に満開に咲いてくれました。
どうやら桜の蕾は一つの蕾から複数の花が咲くらしく、想像以上の開花となったみたいです。
猫と桜を同時に楽しむ
家の中で楽しめる「うち花見」をさっそく試してみることに。うちの猫のカリンちゃんは桜をまだ見たことがないので反応が楽しみです。
鉢の上にはガシャポンで取ったネコのフィギュア付きです。2体乗せちゃいました。
仏と桜が良く似合ってます。苔と細かい白い石が和風の庭っぽくていい感じです。
普段ガチャポンはめったにしないのですが、ねこ如来という名前とインパクトのすごい見た目が気になったのでついついやってしまいました。
写真に違わずなかなかクオリティが高かったので桜と一緒に飾ってみました。
スターウォーズのヨーダみたいな顔をしたアフロ仏がものすごく気になってましたが、ガチャポンは運なので2体であきらめました。
桜を見せたら猫が食べ始めた…
カリンちゃんは猫草が大好きなのですが、桜盆栽を台所から持ってきたところ物凄い反応…何度も鳴いて「早く頂戴」とせがんできました。これは猫草を持ってきたときと同じ反応です。
猫草ではないのですが…。
心なしか美味しそうな目で見ているような…。これは食べ物じゃないですよ!
桜を見るといきなり匂いを嗅ぎ始め、すかさず花びらをパクパクと!止めようとするもなかなか諦めてくれません。
やむなく「うち花見」は中止にすることにしました。とほほ・・・。
猫は桜を食べても大丈夫なの?
「うち花見」で気を付けたいのが猫が花びらを食べてしまう事。食べても本当に大丈夫なのか?調べたところ、桜はバラ科の植物のようです。
バラ科の植物は、未熟な状態だと実や種にアミグダリンという成分があるらしいです。
アミグダリンはシアン化合物の一種で、猫や犬が食べてしまうと、胃液と反応することでシアン化水素が発生してしまいます。
シアン化水素は青酸(シアン)中毒を引き起こす非常に危険な物質です。
中毒になってしまうと呼吸困難・嘔吐・痙攣など、非常に危険な症状が現れてしまいます。
アミグダリンはバラ科の植物が成熟すると分解されてしまうため桜の花びら自体には、猫の体に害を及ぼすような毒性はないそうです。(ほっ・・・)
しかし、成熟していない桜のつぼみや葉には毒性あるので注意です。とは言っても含まれる量は極々微量なので大量に食べたりしないかぎりは問題ないようです。
要は花びら以外の部分は危険ということです。
動画をみるとけっこう葉っぱに噛み付いてますね…。この時に確認したら葉っぱは千切れていなかったのでカリンちゃんが飲み込むことはなかったようです。
この後に特に体調に変化はなく、元気にしていたので問題なさそうですが、
「うち花見」をする時には飼っているペットが口にできないように注意が必要ですね。
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