猫が長生きするために飼い主がすること

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猫を飼いはじめたら、1日でも長く一緒にいたいと思うのが飼い主かと思います。昔に比べて、人間同様に猫の寿命も長くなっています。猫の平均寿命は15歳程度と言われており、今や20歳を超える猫もめずらしくなくなりました。

ここまで平均寿命が延びた理由は、医療の発達もあるかもしれませんが栄養バランスのいいキャットフードが普及されたのも一つかと思います。最近だと物凄い種類のキャットフードが売られています。迷ってしまうほどです。

猫のご飯

さらに昔に比べて、猫を家族の一員として位置づける飼い主の変化も影響しているのではないでしょうか。

猫の年齢を人間の年齢に換算してみよう

電卓

猫は何歳になっても体は大きくならないですし、年をとっても見た目はそこまで変化がありません。そのためいつまでも子供のように若いと思いがちです。見た目とは裏腹にあっという間に飼い主の年齢を追い抜いてしまいます。わかっていることとは言え、悲しいことですね…。

猫の年齢は、生まれて1年で人間でいう18歳ぐらいに成長します。2歳で24歳ぐらいになり、その後は1ごとに4歳程度のペースで年をとります。2歳ですでに人間の成人済となる事を考えると、ものすごい成長スピードを実感しますね。

猫の老化のサインを見逃さないように

毎日一緒に家の中で生活をしていると、猫の変化になかなか気づきにくいですが人と同じように運動機能が低下したりしてきます。今まで高い所も問題なく登れていましたが高い所に登れなくなったり、白髪がでてきたりします。毛に関しては小さい頃の写真を見返してみるとその変化がわかると思います。

猫

もちろん年をとれば、人間同様に病気のリスクも上がっていきます。いつまでも元気な猫だと思っていると老化や病気のサインを見逃してしまいます。人間だったら何歳なんだろう?と意識しつつ、ちょっとの変化も注意して一緒に生活していきましょう。

人間同様、猫の定期健診も忘れずに

猫が年をとると病気のリスクも高まりますが、猫の場合特に泌尿器系の病気にかかりやすいため注意が必要です。腎機能の低下などで起こる病気、慢性腎臓病は10歳以上の猫に多くみられます。さらに一度低下した腎臓は元には戻りません。しかも症状が気が付きにくいということもあり、猫がなんらかの異常がでる頃には腎機能が半分以下だったということも。

猫

動物病院などで、定期健診をしていれば病気の初期段階で気づくことができれば、残っている腎機能を維持して低下の進行を遅らせることもできます。またその他の気が付きにくい病気の発見にもつながるので、動物病院での定期的な健康診断をおすすめします。

そうは言っても病院嫌いな猫の場合、定期的な検診はなかなか難しいとは思います。自宅でできるトイレチェックや体のチェックなど自宅でできる事はチェックをしつつ、気になるところがあれば動物病院などに電話で確認してみましょう。

自宅での介護・治療法について

どんなに大切にしていても、病気や加齢の影響でトイレがうまくできなくなってしまったり、今まで食べれくれていた食事も食べれなくなってしまったりします。ネットや本などで調べたり、動物病院などで確認しつつ自宅での介護の最良な方法見つけなくてはいけません。

また完治する見込みがない病気になってしまって猫が苦しんでいる場合には、延命治療を続けるか、安楽死させるかという選択に直面することもあるかもしません。とても難しい判断です。愛猫の苦しんでいる姿を毎日みるのは、とてもつらく私自身も経験済ですが、耐えがたいものです。

猫

生まれた命を自らの判断で絶ってしまうのはどうしてもできなく、少しでもよくなってもらいたいとう思いしかなく、私自身は安楽死の選択はまったく考えておりませんが安楽死が悪いとも思っておりません。

決めたことは絶対に後悔しないように愛猫のために、なにが最善なのか家族と話し合ってどうするか決めてください。愛猫はきっとその判断をわかってくれると思います。

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