夏に近づくにつれて虫の動きも活発化していきます。猫も飛んでいる虫にじゃれて遊んでいる姿をよく見かけるようになります。そんな時に蜂などの毒を持つ虫にさされてしまうことがあります。我々人間自身も刺されたことがある人がいるかと思います。猫も人間同様に、アレルギー反応で呼吸困難やけいれんなどが起こる可能性があります。対処法は人間同様なのか、刺された時にできる対処法を紹介します。
猫が蜂にさされた場合…
蜂に刺されたことがある人なら刺された人なら、経験済かと思いますがチクっとした鋭い痛みがあります。その後血管に火がついたように熱くなります。
猫が蜂にさされた場合は、大きな声をだすなどの行動をして、その後さされたところをグルーミングという流れのようです。
蜂にさされて一番気を付けなくてはいけないのがアレルギー反応。それは急性アレルギー反応によるショック症状です。嘔吐や痙攣、呼吸困難などの症状がでたらすぐに病院へ連れていきましょう。最悪死に至る場合もあるので注意が必要です。
まずは安全を確保するためにも、蜂がいる場所からできるだけ遠ざかりましょう。
ピンセットなどで針を抜く
猫が蜂に刺されると、その部分が腫れあがります。主に足が多いらしいですが、鼻などを刺される場合もあるようです。針が残っている場合はピンセットなどで、ささった針を抜きます。また、刺されても傷口を水で流すことが効果的のようです。蜂の毒は水溶性です。水を流すことにより毒素を薄める効果が期待できます。
針が皮膚の中に残らないように気を付けながら丁寧に抜き取りましょう。
針を抜いたら氷のうを患部に
針を抜いたら、腫れをひかせるためにも氷のうなどで患部にあてて冷やしてください。それでも腫れがひかないようなら、動物病院などに相談するといいでしょう。また嘔吐や痙攣、呼吸困難などの症状がでた場合も同様にすぐに病院へ連れていきましょう。
基本的な対処法は人間と同様ですが腫れがひかないからといって、決して人間の薬などを安易に使わないようにしましょう。猫と人間とでは用法容量が違うためです。
まとめ
暖かくなると、どうしても虫などが外にでてきます。蜂も同様に行動が広がります。蜂の毒は人間同様に、猫にも猛毒で基本的な対処法は人間同様です。猫自身の様子を見るのも重要ですが、少しでも異常がある場合は動物病院に連れていきましょう。
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