猫にとって猫草は、毛玉を吐き出す植物として重宝されております。ただ植物によっては危険な植物があります。ふいに猫を外に出してしまうと、雑草を食べたりしますが、中には危険な植物がたくさんあります。猫にとって危険な植物は700種類以上あるともいわれております。外に出さなくても室内の観葉植物が猫にとって有害なものだったりするので注意が必要です。
猫にとって危険な食べ物
ネギ類
たまねぎや長ネギなどのネギ類は赤血球を壊して、貧血を起こすと言われております。赤血球の色素が腎臓を壊してしまい、急性腎障害を起こす危険性も。
カカオ類
神経や心臓の異常を引き起こす可能性があります。なのでチョコレートなど、とても危険です。重い場合は全身性痙攣などを起こし、最悪の場合、死に至るケースも。
貝類
貝類のアワビなどに含まれる毒素が皮膚病を引き起こす可能性もあります。光るが当たると重症化しやすくなり、毛が薄い耳などが重症化しやすいので注意が必要です。
ドックフード
少量であれば問題ありませんが、犬と猫では必要な栄養分が異なるため、与え続けると体に悪影響が。塩分も多く、高カロリーなため危険な食べ物になってしまいます。
レバー
こちらも少量であれば問題ありませんが、与えすぎるとこちらも危険な食べ物。骨の変形をまねくビタミンA過敏症を引き起こしてしまいます。
生卵
卵自体には豊富なたんぱく質が含まれているため、少量なら問題ありませんが、与え続けるとビタミンが欠乏し、猫の健康を害することがあります。与える際は、加熱して少量なら問題ないかと思います。
牛乳
ついつい与えがちですが、人間でも下痢になってしまう人がいるように、猫もうまく消化できずに下痢をおこしてしまう猫もいます。
猫にとって危険な植物一覧
アネモネ
アンズの実
イチイ
梅の実
ゲッケイジュ
サクラソウ
シャクヤク
スイセン
ソテツの実
チューリップの球根
チョウセンアサガオ
デリス
トマト
ナンテンの実
ヒイラギ
フクジュソウ
ヤツデ
ラッパズイセン
特に有害な植物
アジサイ
アマリリス
オシロイバナ
クロユリ
ジギタリス
シクラメン
シャクナゲ
ジャスミン
ショウブ
ジンチョウゲ
スズラン
ツツジ
トリカブト
ニンニク
ヒヤシンス
ポインセチア
ホオズキ
上記は一部でまだまだ危険な植物や食べ物はあります。症状は植物によって違うため判断は難しいですが、下痢、嘔吐、痙攣、呼吸困難など、異常が感じた場合はすぐに動物病院に連れて行ってください。
動物病院に連れていく際に、近くにあった植物、出ている症状、食べた量など詳しく状況を説明したほうが処置がしやすいです。
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